「議論」をする際に気をつけたい、3つのスタイル

良き議論ほど楽しいものはない。しかし、議論をする際に、相手と自分で議論に求めるもの、議論に臨む姿勢に差があると、これはつまらないものになってしまう。できれば、お互いにどのタイプなのかを確認し合ってから議論を始めると、時間を無駄にすることもなくて良いと思う。そこでこの記事では、それぞれのタイプについて解説を行う。それでは3タイプを見ていこう。

1,新たな知見を得たい、深めたい人
こういう人は良い。世の中、こんな人ばかりだったらいいのにとまで、密かに思ってしまう。こうでない人がいるの?いるんです。

2,相手に勝ちたいと思う人
国会中継の見過ぎだね。私達が議論をする際、そこで相手を言い負かすことに価値のあるタイプ(公開ディベートなど)なら別だけれど、そういったルールのない場でのやり取りならば、議論をする意味の第一義は、自分の中にないものの見方や知識を手に入れることでしょう。勝ち負けを競う人は、相手の立場というものを認めないために、議論が成り立ちません。残念です。

3,だらだらと話を続けることを議論の深まりだと勘違いしている人
最近私が問題視しているのはこのタイプ。ごく少数であり、本人達は1を望んでいるからこそ余計に悲しい。ただ単につまらない質問を投げ続けるとか、あるいはふざけた視点変更を行う人とか。議論というのはそうではなく、相手の発言をきちんと掘り下げることはもちろん、その上で自分の見方も提供するようにしましょう。議論は奢り合いなのです。お互い、奢って奢られていい気持ちになるべきだし、そのためにきちんと調理するよう努力すべきです。

以上です。
他にもいるかもしれないけれど、とりあえずこんなところで。
お互い、1同士として仲良くしたいですね。