漫画『ラストピア』2巻感想

2巻で完結してしまったが、打ち切り的な感じのしない、綺麗な終わり方だった。積極的に他人に薦める漫画ではないものの、私の求めている作品ではあった。

 

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キャラクターのかわいい漫画であり、そのかわいさを損なわずにまとめ上げたことに意味があると思う。ライアと雑貨屋さんが好き。でもそれだけじゃなく全員かわいい。モヤモヤは全く残しておらず、しかし説明しすぎていないところもいい。私の予想とは違う真相だったが、納得のいくものだった。

 

私が子どもの頃から『どうぶつの森』や『ポケットモンスター』が好きなのは、人間が嫌いとかそういうことではなく、素朴で安らかな時間に強く憧れているからなんだろう。そのことを思い出させてくれた作品だった。なんで人生はこんなにもつらく厳しいことばかりなのだろう。涙が出てきた。

 

僕もおねーさんが恋しくなりました。

2017年衆院選総括

http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/

軽い記事です。

公明、共産が議席を減らしていることから推測すると、投票率は低いわりに高かったんだと思います。どういうことかというと、台風が来たことで投票率は低くなったものの、そのわりには投票した人が多かったということです。

今回の選挙について、ツイッター上の有名人が「投票する気にならない」と書いていました。しかし私は、過去数回の選挙の中では今回の選挙ほど投票する気になったものはなかったと思っています。自分の中で選挙を経験するごとに興味は下がっているのですが、単純に並列比較すると今回は選挙に行きやすい構図だったと思います。

それが公明、共産の議席減に現れていると分析します。

立憲民主党議席数が希望の党議席数を上回ったことについては、完全に予想外でした。中身を見ると民進支持層の流れにプラスして共産から議席を奪っただけで、自民党議席は全く削られていないのですが、それでもここまで躍進するとは思っていませんでした。選挙戦の中で立憲民主党については、フォロワー数やツイッター運用といったくだらない部分が話題になっており、そんなものは議席に結びつかないのにと思っていたのですが、有権者はちゃんと理念、政策を見て投票していたということだと思います。菅直人海江田万里といった落選常連組が比例復活ではない選挙区での当選をしたことは驚きで、票として現れる程度の有権者立憲民主党を歓迎していることが明らかになりました。

立憲民主党の軸は、党名通りの立憲主義と、ボトムアップ型の政治を掲げたことです。消費税増税は当面凍結し国民に景気回復を実感してもらってから検討する、個別的自衛権は強化するが集団的自衛権には反対、これらの政策は極めて穏当であり中道的です。

上っ面の駆け引きではない、政治の正常化を願っている人が一定数いることはわかりました。しかし、その声はまだまだ小さいです。自由民主党公明党希望の党日本維新の会日本のこころといった憲法違反を進めている勢力は更に力を増しています。違憲安保法制のもとで、憲法9条の3項に自衛隊を書き込むなどという意味不明な改憲が行われようとしています。私が以前述べた観点(前原さんはなぜ「希望の党」との実質的合流を選ばざるを得なかったのか - 遺考)においても自民希望側に勝たせたままの結果になっています。日本に住んでいる以上、日本の政治にはまともになってもらわないと困るんです。国会議員は困らないかもしれない、でも国民は困るんです。国会議員に好き勝手させる時代は終わらせなければなりません。大資本であるマスコミに思考を無批判に委ねていてはいけません。国民が自分達で考え自分達の政治を作り上げていく時代にしましょう。私もやります。

期日前投票に行ってきました

期日前投票(きじつぜんとうひょう)に行ってきました。国民審査ではこの3人に×をつけてきました。

 

 

 

安倍内閣に指名されてるから全員×とか、男だから全員×というやり方もあると思ったのですが、差をつけることにも意味があるという趣旨の投稿を見て私もそう感じたので、差をつける方に加担しました。全員×でもいいと思います。

 

ちなみに期日前投票の投票所は普通の投票所と変わらないので、期日前投票だから候補者名を正確に暗記していかないと書けないとかそんなことはないです。理由は「学業のため」欄にチェックを入れました(嘘ではない)。理由について聞かれることもなく、全くいつもの投票所通りだったので、お近くに期日前投票所のある方は利用してみるのもいいかもしれません。

前原さんはなぜ「希望の党」との実質的合流を選ばざるを得なかったのか

なぜ前原さんは希望の党への合流を決めたのか。この点について多くの人が意見を述べていますが、どうやらほとんど間違っているのではないかと感じています。

 

前原さん本人の見解はこうです。

 

 

 

集団的自衛権を含む安保法制について、民進党が党方針として反対になったことが不満だったようです。これは安保法制に賛成する前原さんの感情としては正しいですが、国民の多くは安保法制を違憲だと捉えており(自民党の推薦した憲法学者までもが違憲だと言っていましたからね)安保法制の賛否についてだけで言うなら拮抗、あるいは反対の方が多いため、希望の党への合流理由としては微妙に思えます。この理由を挙げるなら「国民が安保法制を圧倒的に支持しており、それなのに民進党が反対したため」でないとおかしいのです。民進党の支持率が低い理由として正しくありません。

 

民進党の支持率が低いから政権交代のために希望の党への合流を選んだ、というのは確かでしょう。ではなぜ民進党政権交代できるほどの支持率を得られなかったのでしょうか。ネットの民進党支持層からは前原代表への批判が噴出しており、私も今回のこのやり方は問題が多いと思っていますが、それでも今回は、前原さんがこの決断をせざるを得なかった理由について説明したいと思います。

 

民進党代表交代劇について

 

 

民進党代表戦では前原さんと枝野さんが争うことになり、前原さんが圧勝しました。そういえば、この民進党代表選はなぜ起きたのでしょうか。民進党の前代表は蓮舫さんでしたね。

 

蓮舫さんはWikipediaによると2017年7月27日に党代表辞任の意向を示しています。この直接の理由としては東京都議選での議席減となっていますが、その前から「二重国籍問題」なるものがあったことを皆さんは覚えているでしょうか。前年に一時期バカなネトウヨが中国人だスパイだなどと騒ぎ始めて、その後騒動は収まったかに見えたものの、2017年になって突然また騒がれ、民進党議員からも問題視され、2017年7月18日には戸籍を公開することになったものです。戸籍を公開したものの、批判は収まらず辞任することになったという時系列になっています。そもそも蓮舫さんの国会議員への立候補、当選ともに選挙管理委員会に認められており何の問題もないのにもかかわらず戸籍を公開させられたこの事件について、私は「一部のバカなネトウヨ民進党蓮舫さんが圧力をかけられ、それを世論全体だと勘違いし、圧力に負け公開させられた」という話だと思っていました。

しかし、冷静に考えてみて、一部のバカなネトウヨを世論全体だと勘違いしてしまうような状況が日本の最大野党の党首に起きてしまうことは考えにくいのです。蓮舫さんの周りにも沢山の優秀なスタッフがいて、民進党の党員、支援者は日本国中にたくさんいて、自民党に次ぐ人やお金や動いている政党なのですから。きちんと世論を収集できているはずです。

 

小池百合子都知事選圧勝

小池百合子は「都議会解散」という公約を一番に掲げて都知事選を圧勝し、都議会を解散する素振りが全くないという滅茶苦茶な大嘘つきとして有名ですが、彼女が出た都知事選が行われたのは、舛添さんが都知事を辞めたからです。舛添さんについては、都知事就任後二年ほどはほとんど報道がなく、都知事としての手腕について評価することもできないな、マスコミが取り上げないから良いんだろうか、悪いんだろうか、と思っていたのをはっきり覚えています。そして舛添都知事が突如やり玉に挙げられたのは「韓国学校への用地貸し出し問題」でした。保育園を言い訳にしてレイシズムを爆発させるバカなネトウヨに対しては呆れる他なく、外信という形で産経に「ソウル日本人学校もお世話になっているのだから」と書かれるほどのアホな話だったのですが、これをきっかけに様々な舛添批判が高まり、舛添は辞めることになったのです。

舛添が辞めた結果行われた都知事選では、韓国学校建設に小池百合子増田寛也が反対し、鳥越俊太郎が舛添路線を継続し賛成する立場で争われ、小池の得票率が44.49%、増田の得票率が27.40%となり、鳥越の20.56%を圧倒しました。

 

結論

小池百合子東京都知事は更に、関東大震災での朝鮮人犠牲者に対する追悼文を取りやめました。一方の前原民進党代表は、代表就任早々に北朝鮮との不可解な蜜月関係などという(拉致確定前、まだ自民党の議員も含め向こうに行っていた頃である)1999年の既に終わった話を蒸し返されています。

 

これらが意味するものは一つです。日本国民はとにかく中国、韓国、北朝鮮が嫌いであり、中国韓国北朝鮮に敵対する政治家は支持され、中国韓国北朝鮮に対しての対決姿勢が弱い政治家、中国韓国北朝鮮とつながりがあると思われる政治家は叩かれるのです。国民が政治家を評価する際に重視しているのは経済でも安保でも消費税でも原発でもなく、中国韓国北朝鮮に対してどのような態度を示しているかなのです。

 

前原さんが希望の党への合流を決めた理由は、政権交代を実現させるためです。

安倍晋三は(実質的な貢献はともかく、イメージとしては)北朝鮮拉致問題に取り組んでいる政治家として有名であり、今回の北朝鮮によるミサイル問題ではトランプに先んじて強硬姿勢を鮮明にしており(参考)、韓国による慰安婦追悼碑にも(合法的な建設に対してまで)批判するなど、ポイントを稼いでいます。

小池百合子も、上に挙げたように韓国朝鮮に対する攻撃姿勢の強い政治家であり、反中の陰謀論も主張していて、安倍政権からの政権交代が可能なポイントを稼いでいると言えるでしょう。

前原さんは、国民のレイシズムに負けたのです。日本国民は、中国韓国北朝鮮に強硬に敵対する政治家でないと支持しない。前原さんのような在日の方々に地方参政権を認めるべきという穏健保守の考え方を持っている人が代表では支持してもらえない。だから政権交代するために、レイシスト小池百合子に希望を託したのです。

民進党蓮舫さんが降ろされた時に気づくべきでした。あの時、蓮舫さんに戸籍公開を迫ったのは一部のネトウヨではなく、普通の民進党員だったのです。私は外側にいる人間なのでわかりませんが、民進党の党内ですら、所属議員に対し中国韓国北朝鮮に強硬に敵対することを要求する人が多いのではないでしょうか。当然、前原さんもそんな民進党党員の声を受け取っていて、希望の党への参加に至ったのでしょう。両院議員総会で大きな混乱に至ることもなく民進党議員がすんなり受け入れたのも、それぞれに支持者からの声を受け取っていたからかもしれません。

 

いや、ちょっと待ってくれ、国民が総ネトウヨ化しているわけがないだろう、いくらなんでも暴論だ、そう言いたい方がいると思われます。それはその通りで、国民の7割がネトウヨ化し、「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」と主張しているのかというと、そうではないのです。

 

政治と国民

私達国民は政治をどのように評価しているのでしょうか。実は、ニュース番組をよく見ている人ならわかると思うのですが、ある政策が提案された時、その政策が良いか悪いかについてはほぼ議員からの評価という形でしか聞くことができません。新聞を読んでいる人なら「野党からは反発が予想される」といったフレーズをよく目にしていると思います。政策の内容については深く取り上げられません。実は、新聞テレビともに政策についてプラスマイナス両面を取り上げ、どんな人にとってはプラスでどんな人にとってはマイナスか、なぜ必要とされているのか代わりに何があるのかが整理された報道を見ることはほとんどありません。なぜかはわかりませんが、そんな面倒なことをしなくても視聴率、部数が稼げていて経営に問題がないからだと私は思っています。そして、そういった説明なしに我々が政策を判断することはほぼ不可能です。私達は日々を生きるのに精一杯で、そもそも円高とか金融緩和とか憲法とか周辺事態法とか原子炉格納容器とかよくわかりません(俺はわかるぞという人は当然いると思いますが、それはあなたがわかっているだけであって、国民の多く、少なくとも7割以上の国民はわかっていません)。たまに新聞を見ても一から順を追って丁寧に解説されている記事なんてないですから、わからないままなのです。そんな我々が、この法律は不要だとか必要だとか違憲だとか権力の濫用だとか判断できるはずがありません。マスコミの言うことがとりあえずまあそうなんだろうなと思って日々を過ごすしかないのです。

 

しかし、そんな我々でも一つだけ判断できることがあります。中国韓国北朝鮮が日本ではないということです。国名が違うので、誰でもわかりますよね。そして中国人韓国人朝鮮人は日本語ではなく外国語を喋ります。ウザいです。上小阿仁村の件でわかる通り、同じ日本人ですらあいつはよそ者だとして差別、排斥してしまうのが人間なんです。日本人から見て中国人韓国人朝鮮人は、自分の周りにいて、自分の知らない言葉を喋っている奴らですからね。エイリアンです。怖いです。そんなことを思うのは一部のバカなネトウヨレイシストだけだろと思うでしょうが、自分の胸に手を当てて考えてみてください。外国語を喋る団体に遭遇した時、(んっ)と反応するはずです。「まあ違う言葉を話しているだけでしょ」と落ち着く人も、その前の段階では変だな、妙だな、という感情を経由してしまうんです。そこからエスカレートすると、どこの国の人なんだろう、日本人じゃないよね、あいつら何なんだろう、なんで日本にいるんだろう、別に日本にいなくてもいいよね、出ていってほしい、中国韓国北朝鮮に帰ってほしい、日本にいるつもりなら普通の日本人より苦しんでほしい、普通の日本人みたいに普通に生きてほしくない、そう思うんです。殺したい、とまでは思わないでしょうけど。

この負の感情だけは、政治について何もわからないほとんどの人が持っているものであり、誰でも投票の理由にできるのです。これが安倍晋三小池百合子が支持される理由であり、その他政党が国民の多くに支持されない理由なのです。

 

前原さんが「希望の党」への合流を選ばざるを得なかった理由については以上です。前原さんを批判するのは簡単ですし、実際あのやり方はどうなんだと思っています。しかし、国会議員を選んでいるのは国民です。国会議員について、お金をたくさん持っていたり、不祥事を色々起こしていたりして、国民の意見が反映されていないんじゃないか、あいつら特権階級だろ、という不満はよく聞きます。しかし、どこまで行っても国民の(良く言えば)代表、(悪く言えば)使い走りなのが国会議員なんです。愚かな国民からは、愚かな国会議員が生まれます。賢い国民からは、賢い国会議員が生まれるはずです。

 

前原さんのやり方で政権交代できるかどうかはわかりませんが、たとえ政権交代できたとしても、上に書いたような日本国民の間にひろく定着している中国韓国北朝鮮に対する差別感情を放置、推進していくわけにはいきません。そんなの嫌ですよ。これから長い時間をかけて、日本国民を正常化し、正常な国会議員を増やしていくべきです。極右の二大政党制は容認できません。皆さん、僕と共に、日本社会を少しずつでも良くしていきましょう。

TwitterのRTで流れてくるツイートが嘘かどうかを見破る方法

Twitterで流れてくるツイートが嘘かどうかを見破る方法について解説します。

 

注意点を二つ。

この方法は、あくまで一般のTwitterユーザーにしか使えません。他分野で有名な人(タレント、評論家、イラストレーター等々)がTwitterをやっている場合は、今回の判定基準は当てはまらないので、その人の他の発言、思想傾向等から推測してください。

それから、この方法は実は「Twitterで流れてくるツイートの発言者が嘘つきかどうかを見破る方法」です。なぜなら、140文字だけを見て嘘かどうかを判定するのは難しく、またTwitterでの嘘つき(パクツイ犯、嘘松等)は一回だけ嘘をつくのではなく頻繁に嘘をついているからです。また、普段本当のことを言っている人が個人情報を隠すために嘘をついている場合は「TwitterのRTで流れてくるツイート」と表される種類のものに当てはまらないため使えません。それでは本編に参ります。

 

 

・フォロワーが1万人以上いるのに普段からクソみたいなことしか書いてない

嘘つきです。こういう連中はフォロワー数を戦闘力だと勘違いしており、数を増やすためになんでもやるからです。具体的にはフォロワーを金で買って水増ししたり、「フォロ爆」なることをやっているアカウントに頼んだり、相互フォローの人を探して戦闘力を稼いだりしています。

 

 

・名前、プロフィール欄に「わさらー団」という文字がある。

詳細は述べませんが荒らしアカウントであり、荒らすために適当なことを書いているので真に受けてはいけません。

 

 

・RTされそうな140文字近くびっしり埋まったツイートしかしていない

嘘つきかナルシストかのどちらかです。発言の中にやたら友人が多く出てくる場合は嘘つきです(本当に友人が多いのならツイッター言論人やる理由がない)。そうでない場合は嘘つきではない無害なナルシストの可能性があります。

 

 

・RTされそうな画像付きのツイートばかりしている

文章をいちいち画像にするのは面倒だし、また写真の場合は偶然のシャッターチャンスが人生にそんな頻繁にあるわけがありません。嘘つき、あるいはパクり魔です。

 

 

・フォローが数十~数百、フォロワーが数千で、140文字近くびっしり埋まった、いわゆる「ネット民」受けしそうな発言を定期的に行っている

どのような発言かというと、だいたい「マスコミ批判」「日本人批判」「外国人批判」「教師批判」「上司批判」「老人批判」です。ほとんどネトウヨみたいなものなのですが、嘘を丁寧に創作しているアカウントはネトウヨ臭をさせていないためわかりにくいと思います。(ネトウヨは日本人批判しないんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、ネトウヨは現状そのままでいいと思っているのではなく「日本にはまだ膿があり、膿を出して美しい国にしてくれるのが自民党」と考えているので、その文脈から日本人批判も出てきます。)Twitterに限らず、カタルシスを得られる小話には注意が必要です。

 

 

 

・プロフィールで「コンサル」を自称している/ツイートに定期的に宣伝が挟まっている

作り話or盗作ツイートを行っている可能性が高いです。

 

 

・アイコンがどこかから借りてきたような人の顔+プロフィールが1行/ツイートに定期的に宣伝が挟まっている

盗作ツイートを行っている可能性が高いです。

 

 

・LINEの面白会話を定期的に画像ツイートしている

その会話相手の友人や親兄弟が架空か、またはアカウントを借りて自演でやっている可能性が非常に高いです。なぜなら人は自分の人生を生きているのであり、的確に「ネット民」受けするやり取りを毎日してくれるほど他人は都合のよい存在ではないからです。

 

 

とりあえず思いつく限り上げてみました。どの場合でもそうですが、ツイートが嘘かどうか判断するために、相手のページに行くことは重要です。発言内容だけを見て判断を下すことはできません。

皆さんがこれらのポイントを手掛かりに一つでも嘘のリツイートを減らしてくれると、ネットに拡散される嘘の量が減ることになるので私は嬉しいです。一緒にデマまみれのネット言論から抜け出しましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。

『メアリと魔女の花』は濃厚な◯◯◯映画だった。

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メアリと魔女の花』は濃厚なジブリ映画です。

 

人によって「ジブリっぽい」に感じるものは違うと思いますが、この映画の予告や宣伝を見て「ジブリっぽい」と思って見に行ったなら、間違いなくジブリを体感できると思います。これは別に制作陣がジブリのパクリをやっているわけではなく、監督・脚本を務める米林宏昌ジブリのアニメーターとして長年やっていた人間だから、自然とそうなるのでしょう。つまり、どちらかというと人々の考える「ジブリっぽさ」の何割かが「米林宏昌っぽさ」で、それを感じているというのが正しいということです。

 

個人的な好みとしては監督の前作『思い出のマーニー』のほうが好きなのですが、『マーニー』は僕の中で映画最高クラスに好きな作品なので、それとの比較よりは、今作がとてもいい作品だったということを言いたいです。偶然見つけた花からとんでもないことが起きてしまい、不思議な世界に引き込まれ、ハラハラドキドキさせられます。メアリが涙を見せるあのシーンがいいですね。ぐっときます。その後も最後まで興奮させられっぱなしの映画で、とても楽しかったです。皆さん、ぜひ見ましょう。見た目だけではなく中身もちゃんとジブリっぽい映画なので、ジブリが好きなら見ましょう。ありがとうございました。

 

 

 

以下は未見の方は絶対に見ないでください。重大なネタバレを含んでいます。

 

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5月3日、憲法記念日の朝日新聞社説がすごく良かった

(社説)憲法70年 この歴史への自負を失うまい:朝日新聞デジタル

1面の社説が良かったので社説面の方も読んだら更に良かった。

(社説)憲法70年 先人刻んだ立憲を次代へ:朝日新聞デジタル

是非とも全文読んでください。(社説読んでもらえたら以下は読まなくていいです。)

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