女の子が好きで好きでたまらない。あなたも、私も。

よく「女性活躍」「SHINE!」などと言われるように、つまり一般に女性は社会と家庭という分け方をされた際に家庭の側に押し込められ、社会から排除されてきたということはよく言われるし、まあ実際そういう面もあるのだが、ある分野においては女性が女性であるが故に価値を認められ、優遇されてきた。それは広告などのただ顔や姿形だけ映っていればいい分野と、声を出す分野である。

もちろんまず第一に考えられるのは女が性的搾取を受けているからこのような分野に優先的に起用されているのではないかという疑いだがそうではない。ここで言っているのはアイドル(男がグラビアアイドルを性的搾取するのと同様に女がジャニーズを性的搾取してきた(このブログの「インセル」カテゴリでは今後まるで異性愛者しか世の中には存在しないかのような口ぶりで男や女について語るが、それは異性愛的価値観のもと生きてきて、これからもそう生きざるを得ないインセルの方々を読者として想定しているためそうなっている。言及漏れではないためご了承ください)構造が成り立つ関係)のことではなく、これらの分野には素朴に女が起用されがちなのだ。その理由としては男が女を好きなのと同様に、女も女を好きであり、結果として女を起用した方が総合的に好かれやすいという現実がある(※ここではあくまで初見レベルでの、印象としての起用でしかなく、更に深い応対をする関係においては女に優位性があるわけではないことも多いこと、つまり女の絶対的優位があると言っているわけではないことには注意してほしい)。僕達インセルが女の子を好きでたまらないのと同様に、女も女の子が好きなのだ。さて、この状況を続けていると、どうなるだろうか。

女の子は男にも女にも好かれる一方、男の子は誰からも好かれない世界になってしまうのだ。

私たちインセルはまず女の子を好きでいること、女の子に第一印象でなんとなく好感を抱いてしまうことから離れなければならない。少なくともそのような自分達の緩さ、安易さを警戒しなければならない。男の子が幸せに生きていける世界の構築のために第一の障害となっているのは私達自身の無批判な女の子受容である。清純そうな見た目の子が起用されていて素敵な広告です、かわいい声しているユーチューバーだからついつい再生しちゃいます、デヘヘ、とやっている私達の姿勢がインセルの生きにくい社会をじわりじわりと構成しているのだ。まず自分達が反省することから始めよう。